尽くす生き方が人間として大変大事なのではないか 第 2,562 号
京セラやKDDIを創業し、それぞれ1.5兆円、 4.9兆円を超える大企業に育て上げた 故・稲盛和夫さん。 まさに人生を経営に懸けてきた稲盛さんが 「人は何のために生きるのか」をテーマに、 致知出版社主催の講演会で語られた 貴重なお話を抜粋してお届けします。 ───────────────── 〈稲盛〉 この我々の自然界には、微生物から動植物まで、 たくさんの生物が存...
我が命の歩みとして生きるという修行 第 2,561 号
10月号の 特集テーマは「生き方の法則」。 トップ対談は「いま、ここ、自分を 精いっぱい生きる」と題して 長年、禅の修行を通して道を求めてきた 青山俊董氏(愛知専門尼僧堂堂頭)、 横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長) にご登場いただきました。 禅と聞くと難しいイメージがありますが、 お2人が修行を通して得られた「生き方 の法則」はとてもシンプルです。 その対談の一部をご紹介し...
股関節体操として広める必要性を強く感じた 第 2,560 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「若返り筋Mショートストーリーと深化」でした。 今回は「若返りの鍵は股関節にあった!」です。 ・真向法との出会い 真向法とは長井津師が創始の健康体操です。 4種の動作で成りたつシンプルな健康法で、長年多くの人が実践し親しまれています。 また、70年以上前に生まれた仏教由来の健康法でもあり、伝統的な体操として知られています。 ...
やはり食によって子どもの心と体が変わってきたことが大きい 第 2,559 号
長野県上田市真田町。 以前は子供の非行・犯罪が 絶えなかったというこの小さな町は、 いまや全国でも抜きんでた学力を誇る 一地域へと変貌を遂げました。 この変革の立役者が、 上田市元教育委員長の大塚貢さんです。 大塚さんはいかに子供たちの心を掴み、 健康を取り戻していったのか。 その一部始終について語っていただきました。 ───────────────── (大塚)...
思い通りにならないことを受け入れてチャンスだと捉える 第 2,558 号
創刊44周年記念号となる「生き方の法則」では、 宇宙飛行士の野口聡一さんに表紙を飾って いただきました。京都大学 iPS細胞研究所名誉所長の山中伸弥さんと、 「人類はどこに向かおうとしているのか」 をテーマにご対談いただいています。 その他にも、愛知専門尼僧堂堂頭・青山俊董さん と弊誌連載でもお馴染みの横田南嶺さんとの トップ対談をはじめ、俳優の野村玲子さん、 元格闘技の世界...
記憶の中に古きよき日本の面影は生き続けていたように思います 第 2,557 号
天孫降臨にゆかりのある宮崎県・高千穂。 いまから約1,900年前、垂仁天皇の時代に創建 され、高千穂八十八社の総社として鎮座するのが 高千穂神社です。 その高千穂神社の後藤俊彦宮司による『致知』 の新連載が10月号からスタートしました。 後藤宮司は神社界最高位の称号「長老」を 授与された方でもあります。 本誌「巻頭の言葉」のレギュラー執筆陣として 3か月に一度、ご登場いただき...
自分の信念.祈りを持ち努力し続けられるかどうかだと思うのです 第 2,556 号
ミュージカルからストレートプレイ(台詞劇)、 古典・現代劇に至るまで、 俳優として数々のヒロインや 主要な役を演じてきた野村玲子さん。 現在は劇団四季の創設者であり、 演劇の師・人生のパートナーでもあった 故・浅利慶太さんの思いを受け継ぎ、 俳優業と共に浅利氏が確立した 演出や方法論の継承、後進の指導にも 力を尽くしておられます。 演劇の道を一途一心に歩んできた野村さん...
工場は継がなくていいから医者になったらいい 第 2,555 号
『致知』10月号(44周年創刊記念号)では 京都大学iPS細胞研究所名誉所長の山中伸弥氏と 宇宙飛行士の野口聡一氏にご対談いただきました。 私たちは何のために生き、何のために働くのか。 そして人類はどこに向かおうとしているのか。 最先端の仕事に挑む2人の科学者の対談に 興味は尽きません。 本日はお2人の人生の原点もいえるお話を 紹介します。 ───────────────...
一生懸命に子どもの背中や胸をさすってあげてください 第 2,554 号
整体(あるいは医療)と呼ばれる治療の本質 は、子どもが苦しさを訴えたときに思わず その苦しいところに手をあて、温めたり さすったりする母親の「手当て」と いう行にあるのだろうと、私は プロの治療者として、その ことを確信しています。 これは日本古来の民間療法として大事に されてきた「手当て」ともつながります。 また、「痛み」は、危険を知らせるだけでなく、 自然治癒...
生きとし生けるものすべてを生かそうとする優しい思いやり = 2-2 = 第 2,553 号
= 2-1 = からの続きです。 「そんな思いやりに満ちた心などといっていては、 厳しいこの社会をわたっていけるのか」と、 疑問に思われることもあるでしょう。 そうではありません。善き心こそが、 強大なパワーを持っているのです。 このことを、私は第二電電(現KDDI)の 経営を通じて実感しました。 第二電電を立ち上げたとき、京セラの ような中堅企業が国家事業に名乗りを上げ、 ...