腸は第二の脳どころか、腸の方が元で脳は
後からできたという考え方が、最近の
主流になりつつあります。
それは、地球上の生物をみても、脳はなく
ても吸収と排泄機関は存在することから
も、云えるのではないでしょうか。
クラゲに至っては、完全に腸しか存在しません
が子孫が絶えることはありません。
人間も卵子細胞が分裂していく段階で、
最初にできるのは腸です。
決して、脳が先にできて体の部品を作るよう
にと命令をしているのではないのです。
腸相が心を作ると云われていますが、これも
脳が働くためのホルモンを、腸が作って
いるからなんですね。
その代表的なホルモンが、セロトニンです。
セロトニンは別名リラックスのホルモンと云わ
れていて、不安に思ったり不快に感じたり
する心を抑える働きがあります。
この精神安定をしてくれるセロトニンは、
男性よりも女性のほうが出にくい
傾向にあるようです。
だからと云う訳ではないのですが、女性が
ウツになりやすいのも、気分が安定せず
にいつまでもイヤなスパイラルから
抜け出せないのも頷けます。
そんなセロトニンの90%は、
腸で作られています。
ということは、気分が安定しないなら、薬より
も医者よりもまず先に何をすべきなのか、
分かるのではないでしょうか。
ではもう一つ、考えてみましょう。
ニューロンは情報を伝達していて、スムーズに
電気信号が送られることで、脳が正常に
働くというのはご存知ですよね。
そのニューロンは腸内にも存在しているのです。
つまり、脳の正常化だけを考えて
いても人の体や心はスムーズに
働くことはないのです。
腸内のニューロンのことも考え
ないと、片手落ちなんです。
では、最後に大切な質問です。
脳と腸では、どちらの方が環境を
整えやすいと思いますか。
たぶん、脳の環境を整えるのは難しく
ても、腸の環境を整える方が簡単だ
と感じるのではないでしょうか。
もちろん、あなたのその感覚は正解です。
腸の中なら、あなたが口に運ぶものを
考えればいいだけです。
どうでしょう。腸の環境を整えなくては
いけない理由が、明確になってきた
のではないでしょうか。
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勉強がデキ、健康な子にするために
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昔からある食べ物を口に入れる。
現代の食事は、多くの加工されたモノを
気が付かないで食べています。
私の子どもがビミョーなので説得力がないの
ですが、あなたの子どもを勉強ができて健康
な人間に育てたいと思ったら、食べ物に
気をつけてください。
お母さんの仕事が大変なのも分かりますが、
できる限りインスタントや冷凍食品は
控えることです。
その中に含まれる化学物質が、どれだけ腸を汚す
のか考えたら使うことはできないはずです。
もちろん、あなたが高齢者になっても脳が正常
に働くためにも、腸を汚してはいけません。
まずは自分の生活を振り返って、不安から抜け
出せないと感じるなら、腸内環境を整える
ことから、始めて下さい。
【ママの体づくり塾】生活習慣病予防指導士
佐野よう子さんのメルマガより引用
http://mamakara.info/wp/
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!