『97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣』
♦5つの秘訣。
1.温かい家で暮らす。死ぬまで「自分のお城」がいいわ。
2.ちゃんと食べる、ちゃんと歩く。「どうしてそんなに若いの?」
にお答えします。
3.身だしなみに手を抜かない。やっぱり「見た目」も大切。
4.年齢を悟られずに生きる。ホントに大事なのは、ココロモチ。
5.読む、書く、仕事&恋をする。人生の転機は、好奇心から
生まれる。
♦わたくしは1914年、大正3年に東京に生まれて、26歳で
報道写真家になりました。
今だって現役ですから、キャリアは約70年です。
♦わたくし、都会に暮らす女なんですよ。東京の高層マンションの
10階に住んでいます。
正確に言うと58歳からここに住み、70歳で夫が亡くなってから
ひとり暮らし。
♦ベランダのたくさんの緑が元気をくれます。
♦わたくしはひとり暮らし。しかもこの年齢ともなれば、真剣に最期
のことを考えておかねばなりません。
♦遺書も書き、尊厳死協会にはとうに入会済み。
死んだら骨をセーヌ川に流してもらうのが夢でしたが、大量に流すのは
ダメだと聞きました。
だから諦めて、自分一人用のお墓を東京に買ってあります。
♦老人ホームは、やーめた。ホームに入ったと思って、その代わりに
今の家をリフォームするためにお金を使いましょう。「終のすみ処」を
もっと快適にしちゃおう。
こうして、94歳でリフォームが始まったのです。
♦住まいの空気を作るのは「色」。
♦東急ハンズ、大好き。イケアでも初めて買い物したわ。
♦三食手作りだからできる、わがままな食卓。
♦わがまま食卓で心がけていることは、2つ。
1.腹八分目にする。子供のころから祖母や母に言われてきた。
「おいしいものをちょうどいい量食べなさい」食べすぎは
万病のもと。
2.いつ、誰に見られても恥ずかしくない食卓にする。
♦駅から遠くても問題ないわ。徒歩30分圏内は、わたくしの常識。
♦97歳、ファッションは一生の楽しみ。装うことが好き。
ユニクロも買ってきますよ。
♦アクセサリーをつけるのは、頭の体操。
♦コティの誘惑。この香水を買おう。心に決めた香水は
コティのロリガン。繊細な瓶のデザインも美しかった。
♦ずっと年下の友人とも、同じ年のつもりで付き合うの。わたくしの
宝物は友達。
♦「明治の女」シリーズの取材をしているときに、ことさら感じ
入ったのは彼女たちの遣う日本語の美しさです。
何しろ、明治の女性たちは、年下のわたくしのことを「あなたさま」
って読んでくださるのですよ。
♦たくさん勉強するわ。でも、ひけらかさない。
♦ハードスケジュールは、自分への挑戦です。
♦「無印」のらくがき帳が宝物。
自分がフリーランスの無印だから、「無印良品」というブランド名
を知ったとき、なんだか嬉しくなってしまったのね。
その「無印」の一冊93歳のらくがき帳を20年以上愛用しています。
♦芸は身を助く。
笹本恒子『97歳の幸福論。
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笹本さんの言葉を聞くと、まだまだ若造の自分が
休んでいる暇なんてないな、と思うと共に元気を
頂き、自分への挑戦があるのみと思う。
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!