日本人はプレゼン力を磨け。
明日にタネをまけ。
夕べにも手を休めてはならない。
ユダヤ人は常に明日目が吹くかも
しれないタネをまき続けている。
どれが実を結ぶかはわからないが、
種はまかなければ実らない。
ビジネスでいう種は、企画であり、
アイデア、立案である。
企業の活動において、一番儲かるのが企画・立案、
そしてハードに関わるコンテンツの販売である。
たとえば、アップルのitunesのビジネスは
この「コンテンツの販売」である。
アップル、グーグル、インテルなど、大きな
利益を上げている企業は、世界で通用する
企画・立案やコンテンツ販売のデバイス
やシステムをしっかり持っている。
何でも疑問を持ち、考え続ける。
これがビジネス成功の大原則である。
好調なときこそ、苦境への準備をせよ。
ゼロに戻ったときこそ、新たな
自分に出会えるチャンスだ。
「最も良い教師とは、最も多くの失敗談を
語れる教師である」(ユダヤ格言)
ユダヤ人が目に見えないものとして
大切にしているものがある。
特に大切なのは、芸術、学問、音楽だ。
幸せは単調な今の中にある。
あなたのいる場所を大切に。
教育とは「教育することを教育する」ことだ。
これがユダヤ式教育の真髄。
ユダヤ人の親たちはこう言っている。
「君たちが大人になったとき、子どもの頃に自
分がしてもらって良かったと、思う同じことを
自分たちの子どもにしてあげないさい」
日本とユダヤはまったく別の発想の
「家訓」がある。
「三本の矢は束ねれば折れない」(毛利元就)
「五本の矢は一本一本バラバラにせよ」
(ロスチャイルド家・家訓)
ロスチャイルド家の家訓は、リスクを
最小限に減らすために、5本の矢を
バラバラにせよと教える。
ロスチャイルド家のモットーは、
勤勉と正直と調和にある。
ロスチャイルド家は今でも同族会社を貫いて
おり、株式を全く公開していない。
公開すれば「マーケット」という魔物
に取りつかれるからだ。
知恵は誰にも奪えない。
ユダヤ人がここまで幼児教育
に熱心なのはなぜか。
それはもうおわかりだろう。
お金やモノ、不動産などは目に見える財産
は、使えばなくなり、土地や建物は権力
者に奪われる危険がある。
安心して残せるのは、しっかりした
倫理観、道徳律と人生を切り開
いていく知恵だけであった。
教育によって伝えられた目に見えない
財産は、誰にも奪うことはできない。
相続税もかからない。
だからユダヤでは、教育と知恵の
伝承を大切にしている。
形のないものに目を向ける。
知的価値は物的価値に優る。
人のためにお金を使えば、やがてそれは自分に
返ってくるというのが相互扶助の考え方だ。
ユダヤ人の母親が自分の子どもに小銭を渡
して、「物乞いの人に渡していらっしゃい」
といったり、「さあ、募金箱に入れて
いらっしゃい」と教える場面を、
私は何度も見ている。
石角完爾
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!