No.22★「温灸健康法」★
家庭用の温灸を使った健康法。
家庭の常備薬代わりになる便利ものです。
(対象者と目的)
冷え症の人、胃腸の調子が悪い人、虚弱体質の人、
自律神経が弱い人、背中や腰の筋肉が張る人、
肘や膝など関節の痛みがある人、風邪のひき初めに。
目的は上の症状改善をはじめ、
ツボを刺激することで体調を調整できる家庭用健康法。
(売りは)
温灸はドラッグストアで簡単に手に入りますし、
点火してツボに貼るだけなので便利です。
そして慣れるほどにツボを得る精度は増して、
意外なほど効果が高い方法といえます。
我が家ではお薬の代わりに温灸を多用しています。
たとえば、胃腸の調子が悪く胃がもたれる時、
便秘の時や下痢のとき、
腎機能が低下して尿が出にくい時や脚がむくむ時、
風邪のひき初めや、腰痛肩こりなど筋肉が張る時、
脚腰が冷える時、気が滞って自律神経症状がある時など、
家族全員が日常茶飯事にやりあっています。
もちろん、結果が伴っているからこそ習慣になるのです。
ただし、症状によってツボが異なります。
ですから、初めは専門家に症状を伝え、
ツボにマークしてもらうのがおすすめです。
慣れてくるとツボが分かるようになってきますので、
ですから、家庭療法として使えるのです。
(使ってみての感想)
岡田は鍼灸師でもあるのでお灸は得意です。
昔はお灸といえば直接もぐさを捻って、
ツボに据えていたものですが今は違います。
仕事の中でも直接灸をすえることはなくなりました。
跡が残らない温灸に駆逐されてしまったわけですが、
温灸の良いところはツボさえわかれば、
素人でもプロと同じ結果が出せることです。
現在も1日に5人以上は温灸を使いますし、
過去、数えきれない人に温灸を使ってきましたが、
(どんなメカニズムが働くの)
温灸はもぐさを筒状に固めて直径1cmぐらいの台に乗せた形状。
もぐさの先に点火しツボに貼って固定します。
しばらくすると導火線のように熱が芯まで伝わって、
その輻射熱がツボの表皮を刺激するわけです。
問題はどこに自分の症状と関連したツボがあるのか、
これがふつうわからないのですが1つヒントがあります。
それは、温灸を貼りつけるべきツボは、
筋肉が硬くなっているところだということです。
拇指で押さえるとイタギモという感じがします。
そうはいっても経験がないと分かりにくいので、
初めだけは専門家に印をつけてもらうのが近道です。
岡田も指導したうえで、
自宅でやってもらっているクライアントが多数います。
このように、温灸は自宅でもできる便利な方法です。
興味のある人はチャレンジとしてみてください。
(プラスαの心がけ)
体中の気の流れがスムーズとなり、
自律神経が調整され内臓機能が改善する、
お灸がお薬代わりに仕事するイメージをもちましょう。
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログより許可を得て転載
ブログ・所長の引き出し 第464号 2016年3月14日発行
http://kenkokagaku.lekumo.biz/blog/
【真理にかなった施術法&健康法の選別と開発】
大阪市住吉区帝塚山東3-4-10健康科学整体研究所
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。 感謝!