「あなたたちの命」は、この世にたった一つだけの、
本当に掛け替えのないものです。
でも、その掛け替えのない「命」にかえてでも
守りたいものを人間は持たなくてはいけません。
掛け替えのないものを持てば、
そのために「命」を使おうと思うから、
くだらないことで「命」を落とせなくなりますよね。
そして、自分にとって掛け替えのないものが見つかれば、
他の人にも掛け替えのないものがあることが分かります。
その人たちにも掛け替えのないもののために
「命」を使わせてあげようと思ったら、
人の「命」も大事にできますね」
「博多の歴女が語る感動の日本史」
白駒妃登美(博多の歴女/ことほぎ代表)
( 詳しくは『致知』2015年11月号
特集「遠慮」をご覧下さい )