20数年前にベストセラ-になったロバ-ト・フルガム
の著「人生に必要な知恵はすべて幼稚園で学んだ」
で氏は次のように記しています。
「人間どう生きるか、どのようにふるまい、どんな
気持ちで日々を送ればよいか、本当に知っていなくては
ならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。
生きる知恵は大学院という山の頂上にあるのではなく、
幼稚園の砂場に埋まっていたのである。
私はそこで何を学んだのであろうか」
「なんでもみんな分け合うこと。ずるをしないこと。
人をぶたないこと。使ったものはかならず元のところに
戻すこと。散らかしたら自分で後片ずけをすること。
人の物に手を出さないこと。誰かを傷つけたらごめん
なさいということ。食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流し手を洗うこと。
焼きたてのクッキ-と冷たいミルクは体にいい。
毎日釣合のとれた生活をすること。少し勉強し少し考え、
少し絵を描き、歌い踊り遊び、そして、少し働くこと。
毎日かならず昼寝をすること。おもてに出るときには
車に気をつけ、手をつないで離ればなれにならないように
すること。不思議だな、と思う気持ちを大切にすること」だ、
というのです。
こうした童心に帰るとは、何も幼少時の郷愁に浸ることでは
なく、そうした事を大人になった今、思い出して実行する事です。
そして、少しでも自分を高めてくれるような環境、
よき師よき友が大切でしょう。
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!