酵素は、必要な時必要なだけ体内で作られます。
マクロビオティックのように「生の野菜を
控えなさい」とまでは云いませんが、酵素
を摂るために食べるものではありません。
しかも、量を摂るためにジュースにして
まで体に入れる必要もないのです。
食事ということを忘れては、体内の機能
を鈍らせてしまうばかりなのですね。
個人的な考えで云えば、「野菜は体に
良い」と決めつけるのではなく、「人
は植物を主体とした雑食動物」くら
いの考えが、調度良いバランス
を保てるのではないかと思います。
そして植物の中でも、特に
穀類は必要ですね。
しかも全粒。 米なら玄米です。
穀類には芽が出るほどの栄養素と
エネルギーが詰まっています。
しかも、炭水化物はあなたを生かす
エネルギーとなりますから、食べ
なくてはいけません。
ところで、酵素が体内で作られるという
ことはその材料も体内になくては
いけませんよね。
酵素といえば、主原料はタンパク質。
だからといって、『タンパク質=肉』
の構図は早とちりすぎます。
人は、穀類、野菜、時々肉の生き物です。
玄米や雑穀からもタンパク質は補えますし、
良質のタンパク質と云えば、小麦や
大豆が代表的な食材ですね。
そして、どちらも種。
蒔けば芽を出す、生きた食材と
いうことがポイントです。
大豆は、煮豆で食べても良いのですが、
しっかりと煮ないと消化吸収
が悪いですね。
しかも、毎日食べるのは大変です。
そこで、おすすめなのが味噌汁。
味噌そのものは、大豆を原料とした発酵食品
なので、酵母も酵素も乳酸菌も豊富です。
しかし重要なのは、分解しにくいタン
パク質が、発酵したおかげでアミノ
酸に分解されているところ。
体内で、必要な酵素や細胞に作り変える
のに再合成しやすい形で食べられるのです。
味噌汁の具に、豆腐やお麩を入れたら、
タンパク質だらけですよ。
日本人の農耕民族の体は、これらの食材
で支えられてきたのです。
酵素はとらなくても、あなたの
体で作られます。
そして、和食の生活なら酵素の原料が
不足することはないのです。
◇◆──────────────────※
食べ過ぎはダメ
※──────────────────◆◇
『大豆、発酵食品』と、キーワードだけ拾うと、
納豆が良いのではないかと、思う人もいますよね。
そういえば、あの番組で納豆が良いと云っていた。
たしか、ダイエット食品だった。
そんな理由から毎日納豆を食べる人も出てくる
かもしれないので、先に云っておきます。
毎日は多すぎます。
だいたい1回の分量だって、1パックでは
多いと云われているくらいなのですから。
他にも、食べなくてはいけない
ものもありますしね。
程々に食べるようにしましょう。
【ママの体づくり塾】生活習慣病予防指導士
佐野よう子さんのメルマガより引用
http://mamakara.info/wp/
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!