日本の文化や哲学に高い関心を示している 第 183 号

 道徳と民族を破壊する4人の洗脳者は誰だ?

ウクライナ危機で世界最終戦争を開始

した勢力の裏シナリオ。

 元ウクライナ大使、待望の衝撃作! 

マスコミは真実を伝えない。

 政治家は「その人々」にアクセスできない。

残酷な時代をサバイバルするカギは本書に!

 ナポレオン戦争で巨大な富を築いた

ロスチャイルド。

 ウィーン会議について、私たちは歴史教科

書でオーストリアの宰相メッテルニヒや、

フランスのタレイラン外相、英国のカー

スルリー外相の活躍を学んだ。

 しかし、ここには最も重要な2人の

人物が抜けている。

 その一人はロシア皇帝アレクサンドル一世

であり、もう一人は陰の主役ロス

チャイルド家であった。

 ロシアとユダヤ金融資本家の役割を抜きに

しては、ウィーン会議の真相はわからない。

 ナポレオンをロシアから敗走せしめた

ロシア皇帝アレクサンドル一世は、戦

後秩序の指導者を自任していた。

 そこでキリスト教国による

神聖同盟を提唱した。

 のちの歴史は、この神聖同盟は実効性の

ない空虚な理想に過ぎないことを示して

いるが、キリスト教国の団結を訴えた

精神的効果は決して少なくなかった。

 ロスチャイルドはヨーロッパ諸国を自分

たちの金融力を使って支配したかった。

 なぜならナポレオン戦争というヨーロッパ

は疲弊させた戦争によって、巨大な富を蓄

積したのがこれらの金融勢力だったからだ。

 彼らは、各国政府に戦争資金を貸し

付けて、巨額の儲けを懐にした。

 プーチン大統領が日本の文化や哲学に高い

関心を示しているのは、世界の普遍的価値

とロシアの伝統的価値を有機的に統合

する秘訣を、日本の経験から学び

たいと思っている。

 プーチンがいま一番必要としていることは、天

然資源輸出型のロシア経済の体質転換である。

 プーチンが新しいロシアの理念を強調

する意味が隠されている。

 彼は新しいロシアの理念に基づくロシア型

近代工業国家の建設を至上命題としている。

 このような近代工業国家を建設して初めて、

ロシアは安定した大国になることができる

ため、プーチンはロシアの伝統に合った

近代工業国家建設への協力を日本に

求めている。

 ロシアが安定した大国になることは、我が

国のみならず世界にとってメリットがある。

 世界の歴史を見れば、経済不況

で滅んだ国はない。

 我が国が敗戦後の荒廃の中から奇跡的な

経済復興を遂げることができたのは、国

民の精神が滅んでいなかったからだ。

 栄華を極めたローマ帝国に見られた

ように、国民のモラルが崩壊した

国は内部から自滅している。

 歴史認識問題は国家の存亡が

直接かかる深刻な問題だ。

 我が国が2000年以上にわたって存続すること

ができた最大の理由は、高い道義性の下に一

つにまとまった国民が存在していたからだ。

 今日、私たちがこの高い道義性を引き続き

維持できるか否かは、歴史認識問題に関

する外交の舵取りにかかっている

と言っても過言ではない。

 外交はあくまでも長期的な視野に立って

国益を冷徹に追求するべきであり、一時

の妥協で切り抜けてよいものではない。

 そして外交を支えるのは結局のところ

私たち国民の意識であることを、

改めて認識する必要がある。

 私たち自身が古来受け継いできた道徳

を取り戻すことは、日本という国を

守ることにつながるのだ。

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今回も最後までお読みくださり、ありがとう

           ございました。 感謝!

 九 州 方 向 に 祈 り を こ め て !!

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