私たちは、生きていく中で時に「もう
駄目だ」という壁に直面すること
があります。
しかし、ペンタゴン(米国防総省)の人々
は、どのような厳しい状況にも可能性を
見出して前進していく使命を帯びて
います。
彼らはどのように可能性を見出して
いくのでしょうか。
現役空軍少佐カイゾン・コーテさん
のお話を紹介します。
────────[今日の注目の人]───
★ ペンタゴンが教える心の鍛え方 ★
カイゾン・コーテ(米国国防総省キャリア)
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私は指揮官の一人として、どんな状況下
でも妥協は許されない立場でした。
有能な部下の妻が不治の病に罹ったと
聞いた時も「すぐに帰りなさい」
とは言えませんでした。
部下の気持ちを察しつつ、組織を機能
させていかなくてはいけない。
そのジレンマがいかに苦しかったことか。
湾岸戦争時、仲間の死に直面した兵士
たちがPTSD(心的外傷後ストレス
障害)になるなど厳しい場面を経験
していた私ですが、北極の苛酷
さはそれをも上回るものがありました。
北極でも砂漠でも、真面目で普段は完璧
に任務をこなす優秀な部下が途端に全く
機能しなくなることがあります。
このような問題は人それぞれに条件も
症状も異なり、すべて同じ方法で解決
できるわけではありません。
しかし、私はその解決方法に一つの
共通点があることに気づきました。……
※ギリギリの状態の中、見えてきた解決
方法とは一体何だっのでしょうか。
それは実に意外なものでした。
詳しくは誌面をご覧ください。
『致知』2016年5月号
特集「視座を高める」P54
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!