問題解決には一つの共通点があり考えれば無数に方法がある 第 244 号

 私たちは、生きていく中で時に「もう

駄目だ」という壁に直面すること

があります。

 しかし、ペンタゴン(米国防総省)の人々

は、どのような厳しい状況にも可能性を

見出して前進していく使命を帯びて

います。

 彼らはどのように可能性を見出して

いくのでしょうか。

 現役空軍少佐カイゾン・コーテさん

のお話を紹介します。

────────[今日の注目の人]───

★ ペンタゴンが教える心の鍛え方 ★

カイゾン・コーテ(米国国防総省キャリア)

───────────────────

 私は指揮官の一人として、どんな状況下

でも妥協は許されない立場でした。

 有能な部下の妻が不治の病に罹ったと

聞いた時も「すぐに帰りなさい」

とは言えませんでした。

 部下の気持ちを察しつつ、組織を機能

させていかなくてはいけない。

 そのジレンマがいかに苦しかったことか。

 湾岸戦争時、仲間の死に直面した兵士

たちがPTSD(心的外傷後ストレス

障害)になるなど厳しい場面を経験

していた私ですが、北極の苛酷

さはそれをも上回るものがありました。

 北極でも砂漠でも、真面目で普段は完璧

に任務をこなす優秀な部下が途端に全く

機能しなくなることがあります。

 このような問題は人それぞれに条件も

症状も異なり、すべて同じ方法で解決

できるわけではありません。

 しかし、私はその解決方法に一つの

共通点があることに気づきました。……

※ギリギリの状態の中、見えてきた解決

方法とは一体何だっのでしょうか。

 それは実に意外なものでした。

詳しくは誌面をご覧ください。

『致知』2016年5月号

      特集「視座を高める」P54

今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。 感謝!

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